俺の側にずっといろ、生涯お前を守る

そんなことを考えていた時、真山さんが戻ってきた。

「お父様の許しは貰えた?」

「はい、一晩だけと」

「そうなんだ」

「それでは自分のマンションに向かいます」

マンションに向かう車の中で沈黙が続いた。

マンションに到着して、部屋に入った。

「今日はお疲れでしょうから、シャワーを浴びておやすみください、明日ご実家までお送りします」

「はい」

シャワーの水が私の身体を流れていく。

真山さんに抱かれたい、そんなことを考えると、頬が高揚して鼓動がドクンと跳ねた。

シャワールームのドアガラスに真山さんがウロウロしている姿が目に止まった。

シャワーのコルクを絞めると静かになり、真山さんが声をかけてきた。

「まりえさん、大丈夫ですか」

「大丈夫よ」

「この間のことがあったので、心配で……」

「今、出るからリビングに行ってて」

「あ、すみません」

真山さんの姿はガラス越しに小さくなった。

リビングに向かうと、真山さんはスマホを見ていた。