俺の側にずっといろ、生涯お前を守る

すぐにバスタオルで身体をくるんで、ベッドルームへ運んだ。

身体の隅々まで確認したが、怪我はないようだった。

気を失っているだけのようだった。

私はしばらくして目を覚ました。

バスタブに浸かっていたはずだけど、なんでベッドに寝てるの?

ドアがガチャっと開いて、真山さんが入ってきた。

私の姿を確認すると、安堵の表情を見せて、私に近づき抱きしめた。

えっ、何が起きたの?

「よかった、目が覚めなかったらと思ったら心臓が止まるほどだった」

そう言ってさらにギュッと抱きしめられた。

「真山さん、痛い」

「すみません」

真山さんは慌てて私から離れた。

「どこも痛いところはないですか、まりえさんの身体を確認しましたが、怪我をしているところはありませんでした」
えっ、身体を確認したって。

私はバスタオルのしたは何もつけていない状態だった。

真山さんに裸を見られたの?

「出て行って!」

「すみません」