戯れ、ランデブー。 【完】

唯くんは、自由奔放で、

男女問わず友達がたくさんいて、

意外と正義感が強くて何に対しても物怖じしなくて、

口下手なところもあって、

自分勝手なところもあるけど優しくて、



全然私と違う感性で。





きっとこれから先喧嘩をしないとか、

不安にならないとか、

そういう事は約束出来ないけど⋯


どんなに不安になっても、合わない意見に喧嘩になっても、ちょっとしたすれ違いになっても、私は唯くんを信じることが出来る。




だってやっと分かったから。


私は愛されているって。


一度後悔して、だからこそ前よりもっともっと言葉の重みを理解し、信じることが出来たから。