もう、遅いかな。
唯くんの事を信じられなかった私には唯くんの所へ行く権利すらないかもしれない。
でも⋯。
「このままじゃヤダっ⋯」
このまま唯くんと終わるなんてありえない。
ごめんねも、言えないままなんて。
「なら今すぐ行きな」
「エリーっ⋯」
「大丈夫」
「っ」
「ほら!」
そう言って涙でグシャグシャになった私の手を持ち立ち上がらせたエリーは私の身体をクルッと反転させてドアの方向を向かせた。
「ちゃんと気持ち伝えて仲直りしてきな!」
“仲直り”という言葉にちょっとだけ心が軽くなる。
エリー、ありがとう。ありがとう。
「行ってくるっ⋯」
頼りになる大好きなエリーに背中を押されて私は唯くんの元へ走った。
唯くんの事を信じられなかった私には唯くんの所へ行く権利すらないかもしれない。
でも⋯。
「このままじゃヤダっ⋯」
このまま唯くんと終わるなんてありえない。
ごめんねも、言えないままなんて。
「なら今すぐ行きな」
「エリーっ⋯」
「大丈夫」
「っ」
「ほら!」
そう言って涙でグシャグシャになった私の手を持ち立ち上がらせたエリーは私の身体をクルッと反転させてドアの方向を向かせた。
「ちゃんと気持ち伝えて仲直りしてきな!」
“仲直り”という言葉にちょっとだけ心が軽くなる。
エリー、ありがとう。ありがとう。
「行ってくるっ⋯」
頼りになる大好きなエリーに背中を押されて私は唯くんの元へ走った。



