「え⋯え?」
「は?」
「え?なに、もう1回」
「バイト終わって翼何してるかなって考えてたら声聞きたくなった」
「っ!?」
「これで満足?」
嗚呼⋯まさか唯くんからそんな甘い言葉が聞けるなんて⋯。
最後の一言は余計な気がしなくもないけどこの際それはどうでもいい。
「私もっ!唯くんの声聞きたい。いつでも」
「あっそう」
「うん⋯あ、唯くん今どこ?」
「今?⋯〇〇駅についたとこだけど⋯」
〇〇駅といえば唯くんの最寄り駅。
私の家からも自転車でかっ飛ばせば約15分。
「唯くん!15分だけそこにいて!」
「は?なんで、」
「いいから!いてね!?約束ね!」
「は、おいつば、」
唯くんが何か言っていたけど無理やり電話を切って一目散に部屋を出た。



