「翼っ⋯良かったねぇ⋯」
「ちょ、エリー?」
「阿久津くんは理解不能で翼のこと幸せにしてくれるのか不安だったけど私安心ひた!」
「ひたって⋯エリー涙拭いてよ」
「だって私なんか感動して!今の翼は自信に満ち溢れてるよ!」
「良かった、良かった」と笑い泣きをするエリーにバッグからハンカチを取り出して渡す。
それを鼻を噛む勢いで使うエリーに若干焦ったけれどその光景も何だか温かくて。
まだまだ自信なんてないけれど。
きっとこれから先不安になることだってあるかもしれないけど、私も少しは成長出来たということなのかもしれない。
一歩一歩、唯くんに寄り添えているのかもしれない。
とにかく、
「よーし!今日は私がデザート奢ってあげるから好きなの頼んでいいぞぉ!」
私の為に泣いて喜んでくれた友達を大切にしようと思った日だった。
「ちょ、エリー?」
「阿久津くんは理解不能で翼のこと幸せにしてくれるのか不安だったけど私安心ひた!」
「ひたって⋯エリー涙拭いてよ」
「だって私なんか感動して!今の翼は自信に満ち溢れてるよ!」
「良かった、良かった」と笑い泣きをするエリーにバッグからハンカチを取り出して渡す。
それを鼻を噛む勢いで使うエリーに若干焦ったけれどその光景も何だか温かくて。
まだまだ自信なんてないけれど。
きっとこれから先不安になることだってあるかもしれないけど、私も少しは成長出来たということなのかもしれない。
一歩一歩、唯くんに寄り添えているのかもしれない。
とにかく、
「よーし!今日は私がデザート奢ってあげるから好きなの頼んでいいぞぉ!」
私の為に泣いて喜んでくれた友達を大切にしようと思った日だった。



