「唯くんは友達も多いし、それは唯くんの魅力を分かってくれている人がたくさんいるって事だから私にとっても嬉しいことで⋯もちろん唯くん狙いの子とか明らかにベタベタしているのは嫌だけど、唯くんが私の言葉で友達を遠ざけてしまうのは嫌で⋯」
「うん」
「それは沙弓ちゃんも同じで⋯私が嫌だって言ったから沙弓ちゃんを遠ざけるのは嫌なの」
「嫉妬しちゃうのに?」
エリーの言葉にコクンと頷く。
「沙弓ちゃんに取られたくないし、嫉妬ばっかしちゃうけど⋯でも唯くんが沙弓ちゃんを大切にしている気持ちを無下にも出来ない」
「⋯」
「唯くんと沙弓ちゃんの過去を聞いて、私は唯くんのそういう優しくて強いところを好きになったって思ったし、2人の絆を私が壊すことは出来ないって思った」
綺麗事かもしれない。
もしかしたらイイヒト振っているのかもしれない。
正直まだまだ彼女の自信なんてないし、唯くんと沙弓ちゃんの絆に嫉妬だってする。
でも、
「私、唯くんの言葉を信じているから」
「うん」
「それは沙弓ちゃんも同じで⋯私が嫌だって言ったから沙弓ちゃんを遠ざけるのは嫌なの」
「嫉妬しちゃうのに?」
エリーの言葉にコクンと頷く。
「沙弓ちゃんに取られたくないし、嫉妬ばっかしちゃうけど⋯でも唯くんが沙弓ちゃんを大切にしている気持ちを無下にも出来ない」
「⋯」
「唯くんと沙弓ちゃんの過去を聞いて、私は唯くんのそういう優しくて強いところを好きになったって思ったし、2人の絆を私が壊すことは出来ないって思った」
綺麗事かもしれない。
もしかしたらイイヒト振っているのかもしれない。
正直まだまだ彼女の自信なんてないし、唯くんと沙弓ちゃんの絆に嫉妬だってする。
でも、
「私、唯くんの言葉を信じているから」



