「俺、ちゃんと見たから」
「見たって何を⋯?」
「翼が沙弓を助けようと走り出したとこ」
「え⋯」
唯くんの言葉に思わず素っ頓狂な声が出た。
「なんかヒデの野郎が『お前の幼なじみとアミたちが歩いてたけどヤバい雰囲気だったぞ』って教えてくれたんだよ」
「ヒデが⋯」
「あぁ。そんで言われた通り体育館裏に来てみれば沙弓とアイツらがいて、しかも翼もいて」
「⋯」
「ほぼ同時だったんだよな、俺と翼が動き出したのって。だから俺は翼が沙弓を助けようとしたことを知ってる」
「⋯っ」
「お前はちゃんと助けようとしたじゃん。だから最低でもねぇし自分を責めんな」
抱き締める形から僅かに離れて私の顔を見た唯くんは笑いながら泣いてボサった私の髪の毛を耳に掛けた。
「見たって何を⋯?」
「翼が沙弓を助けようと走り出したとこ」
「え⋯」
唯くんの言葉に思わず素っ頓狂な声が出た。
「なんかヒデの野郎が『お前の幼なじみとアミたちが歩いてたけどヤバい雰囲気だったぞ』って教えてくれたんだよ」
「ヒデが⋯」
「あぁ。そんで言われた通り体育館裏に来てみれば沙弓とアイツらがいて、しかも翼もいて」
「⋯」
「ほぼ同時だったんだよな、俺と翼が動き出したのって。だから俺は翼が沙弓を助けようとしたことを知ってる」
「⋯っ」
「お前はちゃんと助けようとしたじゃん。だから最低でもねぇし自分を責めんな」
抱き締める形から僅かに離れて私の顔を見た唯くんは笑いながら泣いてボサった私の髪の毛を耳に掛けた。



