◇◇◇
「終わったー!」
担任のお手伝いというのは授業で使うプリントのホチキス止というベタなもので1時間もしないうちに全て終える事ができた。
唯くんと二人だったか退屈することもなくむしろ放課後の教室に二人きりという美味しいシチュエーションを体験する事が出来てラッキーだとすら思えた。
「よし、ちゃんと終わってるな」
「暇そうじゃねーかよ」
担任に出来上がったプリントを持っていくと優雅にコーヒーなんて飲んでいてそれを見た唯くんが突っ込んだ。
「暇そうに見えても先生は忙しいんだ。⋯って阿久津が残ってくれてるなんて珍しいな」
「翼がいるから」
「あぁそうか、そうか。いいなぁ、優しい彼氏で」
担任はニヤニヤ笑いながら私を見た後、ポケットから何かを取り出して私たちに差し出した。
「終わったー!」
担任のお手伝いというのは授業で使うプリントのホチキス止というベタなもので1時間もしないうちに全て終える事ができた。
唯くんと二人だったか退屈することもなくむしろ放課後の教室に二人きりという美味しいシチュエーションを体験する事が出来てラッキーだとすら思えた。
「よし、ちゃんと終わってるな」
「暇そうじゃねーかよ」
担任に出来上がったプリントを持っていくと優雅にコーヒーなんて飲んでいてそれを見た唯くんが突っ込んだ。
「暇そうに見えても先生は忙しいんだ。⋯って阿久津が残ってくれてるなんて珍しいな」
「翼がいるから」
「あぁそうか、そうか。いいなぁ、優しい彼氏で」
担任はニヤニヤ笑いながら私を見た後、ポケットから何かを取り出して私たちに差し出した。



