唯くんはなんだか物凄く意地悪な顔をしながら肩を震わせていて、ああこれはやったなと直感した。
「唯くんカマかけたでしょ」
「カマかけたっつーか、どんな反応するかなって」
「最低⋯」
「でもちゃんと翼の口から本当のこと聞きたかったのも本当」
「だったらっ⋯!普通に聞いてくれたら良かったのに⋯」
変に誤解されては嫌だと1人で焦っていた私が滑稽じゃないか。
久々に唯くんにプチッときた。
これは怒ったぞと、頬を膨らませてフン、とアピールしてみたものの⋯、
「悪かったって。な?」
後ろから私に腕を回してくる唯くんにドキッとしてしまう。
ベッドに座っている唯くんは床に座る私に覆い被さる様に後ろから抱き締める形で普段とは違うシチュエーションに胸が高鳴る。
「唯くんカマかけたでしょ」
「カマかけたっつーか、どんな反応するかなって」
「最低⋯」
「でもちゃんと翼の口から本当のこと聞きたかったのも本当」
「だったらっ⋯!普通に聞いてくれたら良かったのに⋯」
変に誤解されては嫌だと1人で焦っていた私が滑稽じゃないか。
久々に唯くんにプチッときた。
これは怒ったぞと、頬を膨らませてフン、とアピールしてみたものの⋯、
「悪かったって。な?」
後ろから私に腕を回してくる唯くんにドキッとしてしまう。
ベッドに座っている唯くんは床に座る私に覆い被さる様に後ろから抱き締める形で普段とは違うシチュエーションに胸が高鳴る。



