「⋯、」 「楽しんできてね」 うわ、私は最高に可愛くない。 そう思っても嫌なものは嫌。 不安なものは不安。 唯くんを狙っている子がいるのに行ってほしくない。 「⋯っ」 「⋯やっぱやめるわ」 「⋯え?」 三つ目のパンの袋を開けて唯くんが言った。