戯れ、ランデブー。 【完】




「うっ、⋯~っあぁぁ!」



バシャッ、と水たまりを思いっきり蹴飛ばした。


周りに人が居なくて良かったと安心するとともに、顔にまで泥水が飛んできて少し後悔した。



こんなにムカついても、傷ついても私は唯くんが好きで、きっと明日には普段と変わらず接してしまうんだろう。