「うっ…うぁっ…ふっ…」

 声を殺して、ひたすら泣いた。


 次の日からだった。木波くんが私に声を掛けてくることは無くなって、私が幼馴染であることすらも拒絶する様になったのは。

 悲しくて、悲しくて、私にとって、彼がどれほど大きな存在か、思い知らされた。

 こんなことなら、告白なんて…しなければ良かったよ……