学級洗脳崩壊アプリ

薄暗い笑みを見せる愛莉。


良いこと言うじゃん。



あたしは声を張り上げ言った。


「お前らもさぁ、見てるだけじゃなくてやれよ。


お前らだって見てるだけなんだから共犯だけど?


見てるだけじゃ楽しくないのに、ね?」


「そうだよ!ウチらだけに罪重ねんじゃねぇよっ?」


すると胡桃は一人の女子を篠塚の前に出させた。


「やれよ。」


低くそう友里が言うとその女子は怯えた目付きで篠塚を蹴った。


「それだけ?」


追い討ちをかけるようにそう一言。