ONEのメンバーや、副総長の慶さんでさえも正体を知らない――幻の姫『ユナ』。
ずっと自分の手元に置いておきたいくらい、総長がその『ユナ』という女の子をかわいがっていたことは、慶さんの話からでもよくわかる。
「それで、『ユナ』という名の女の子を連れてきては確認してみたが、結局未だに見つかっていない…」
だから、聞き間違いかもしれないと思って、『ユナ』と名前の響きが似た、『ユウナ』や『ユカ』や『ユア』といった名前のコも攫っていたのだと。
「だからって、あたしを連れ去るなんて…いい迷惑っ」
由奈は、小さくつぶやく。
慶さんやONEのメンバーがなにもしてこないとわかって、徐々に怯えていた由奈の態度が変わってきた。
「そもそも『ユナ』を探しているのなら、その総長から『ユナ』に連絡を取ったらいいだけじゃないの?なんで、こんな手のかかることを――」
ずっと自分の手元に置いておきたいくらい、総長がその『ユナ』という女の子をかわいがっていたことは、慶さんの話からでもよくわかる。
「それで、『ユナ』という名の女の子を連れてきては確認してみたが、結局未だに見つかっていない…」
だから、聞き間違いかもしれないと思って、『ユナ』と名前の響きが似た、『ユウナ』や『ユカ』や『ユア』といった名前のコも攫っていたのだと。
「だからって、あたしを連れ去るなんて…いい迷惑っ」
由奈は、小さくつぶやく。
慶さんやONEのメンバーがなにもしてこないとわかって、徐々に怯えていた由奈の態度が変わってきた。
「そもそも『ユナ』を探しているのなら、その総長から『ユナ』に連絡を取ったらいいだけじゃないの?なんで、こんな手のかかることを――」



