友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

「そうだね。ここに連れてきた理由について、キミたちの質問に答えよう」


そうして、慶さんは話してくれた。



慶さんは以前から、とある人物を探していた。

しかし、それがだれなのかはわからない。


唯一の手がかりは、――『名前』。


だから、その名前に似た人物をONEのメンバーで、手当り次第に探すしかなかった。


そうして、今回『客人』として連れてこられたのが――わたしたちというわけだ。


…いや。

正確には、由奈だ。


わたしは、あまりにも抵抗するものだから、由奈といっしょに連れてこられた、ただの『おまけ』のようなもの。



「キミが、『ユナ』かい?」

「そ…、そうですけど…」


慶さんは、由奈に目を向ける。


『ユナ』という名前で思いつくのは、やっぱりあの噂だっ――。