友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

予想もしていなかった万里くんのその言葉に、一瞬…頭がフリーズしてしまった。


つ…付き合っている?

だれとだれがって…?


「…慈美。オレはお前の彼氏で、お前はオレの彼女だっ。たとえ忘れてしまっても、オレたちの関係は変わらない」


わたしが、万里くんの…彼女。

そして、万里くんがわたしの…彼氏。


わたしたちは、…恋人同士。


万里くんの言うとおりなら、それはものすごく大切なことのはずなのにっ…。


そう説明されても、…まったく思い出せない。



「…わたしって、本当に失礼だよね」


付き合っていた彼氏の顔と名前まで忘れてしまっていただなんて…。


自己嫌悪で、肩を落とすわたし。

だけど、そんなわたしを励ますように万里くんは頭をなでた。


「オレは、慈美が忘れたままでも構わないよ。だって、またこれからオレのことを好きなっていけばいいんだから」