友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

「2ヶ月…!?」


ずいぶん長い夢を見ていたような気はしていたけど…。

まさか、2ヶ月もの間目を覚まさなかっただなんて…。


「おそらく向坂さんは、事故にあう前後の期間の記憶が失われている状態です」


未だに信じられないけど、確かに眠っていた2ヶ月以上前の記憶も…なんだか曖昧だ。


「ここへ運ばれたときも、頭を強く打っていたようでした。すべての記憶が失われたわけではありませんが、事故の衝撃が強すぎて、それに関する一部の記憶を失ってしまったのでしょう」


記憶喪失になるくらいの…大きな事故。

そのはずなのに、わたしはそのことをなに1つ覚えていない。


やはり先生の言うように、一部の記憶を失っているということは…本当のようだ。


「…その記憶って、また思い出すことはできるんですか?」