友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

「…うっ…!!」


すると、一之瀬くんも急に頭を抱えて膝をついた。


MiLLiONにやられたダメージが表れたのだろうか…。


崩れ落ちる一之瀬くんを見て、万里くんはわたしを突き飛ばすと、すぐさま一之瀬くんに襲いかかった。


万里くんの強烈な拳が、一之瀬くんのみぞおちにめり込む。


「やめて、万里くん…!!」

「慈美、てめぇは引っ込んでろ!!こいつには、どっちが上かってわからせてやらねぇとな!」


あれだけのMiLLiONのメンバーと闘って、それにケガまでしているというのに、そんな一之瀬くんに対しても、万里くんは容赦しない。


激しい頭痛に苦しむ一之瀬くんは、頭を抱えてなんとか万里くんの攻撃に耐えるだけ。

反撃する気力すら残されていない。


…こんな一方的な殴り合い、喧嘩でもなんでもない。