友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

「被害妄想も大概にしろよ?なんでもかんでも、オレたちのせいにしてんじゃ――」


その瞬間、一之瀬くんは足元に転がっていたコンテナを蹴飛ばした。


「…さっき連絡があったんだよ。ONEに奇襲をかけたヤツらが、MiLLiONの連中だってな」

「あ?だれがそんなこと――」

「お前らが病院送りにした…ウチの副総長からだよっ!!」


これまで冷静を保っていた一之瀬くんが、怒りを露わにした瞬間だった。


そんな一之瀬くんに、ふざけたように笑みを浮かべていた万里くんの表情が一変。

一瞬にして、無と化した。


「…あそこまでボコボコにしてやったのに、意識が戻ったっていうのか」

「ああ。残念ながら、ウチの副総長はそんなヤワじゃねぇからな」


それを聞いて、悔しそうに歯を食いしばる万里くん。