友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

それで、一之瀬くんはすべてを悟ったという。


わたしに暴力を振るっていた『元カレ』というのが万里くんのことで、わたしが突然いなくなったのも、万里くんに脅されたに違いないと。


だから、こうしてMiLLiONのアジトに目星をつけたのだ。



「百城…。お前は、向坂を苦しめた。ぜってぇ許さねぇ」


今までに見せたことがないくらい、一之瀬くんは鋭い視線を万里くんに向ける。


「…それだけじゃねぇ。ONEのメンバーが襲われたのもそうだ。確証はなかったが、そんな卑怯な手を使うヤツは、MiLLiONしかいねぇと思ってた」


ゆっくりと歩み寄る、一之瀬くん。


「おいおいっ、なんの話だよ?ONEのメンバーが襲われた?そんなの、オレらが知るわけねぇだろ?」


…まさかこの期に及んで、万里くんはシラを切るつもりだ。