「こんなときに、なに言ってる…!もしまた百城に捕まったら、今度こそなにされるかわからねぇんだぞっ!?」
「だからって、彪雅と離ればなれになるなんて…絶対にイヤだ!…わたしは、彪雅とずっといっしょにいたい…」
記憶の中のわたしは、目に涙を浮かべていた。
一之瀬くんに守られて、1人で逃げのびるのではなく、なにがあっても絶対にいっしょにいたいという強い思いがあった。
それは、今のわたしと同じだ。
そんなわたしの思いを聞いて、一之瀬くんは呆れたようにため息をつく。
「…ったく。俺のお姫様は、ずいぶんとわがままらしい」
だけど、そうつぶやく一之瀬くんの横顔は――。
笑っていた。
「スピード上げるから、振り落とされるなよっ」
「うん!」
一之瀬くんはハンドルを握り直すと、さらにスピードを上げた。
「だからって、彪雅と離ればなれになるなんて…絶対にイヤだ!…わたしは、彪雅とずっといっしょにいたい…」
記憶の中のわたしは、目に涙を浮かべていた。
一之瀬くんに守られて、1人で逃げのびるのではなく、なにがあっても絶対にいっしょにいたいという強い思いがあった。
それは、今のわたしと同じだ。
そんなわたしの思いを聞いて、一之瀬くんは呆れたようにため息をつく。
「…ったく。俺のお姫様は、ずいぶんとわがままらしい」
だけど、そうつぶやく一之瀬くんの横顔は――。
笑っていた。
「スピード上げるから、振り落とされるなよっ」
「うん!」
一之瀬くんはハンドルを握り直すと、さらにスピードを上げた。



