友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

由奈の得意な分野だったのだろうか。


「向坂さん、スタンバイお願いします!」


そうこうしているうちに、わたしの番が呼ばれた。

審査内容がわからないから、これまでの審査以上に胸の鼓動がバクバクしている。


一体、ステージでどんな審査内容を言い渡されるのか…。


わたしはつばをごくりと飲んで、ステージへと向かった。



ステージに着くと、観客たちはまじまじとわたしのことを見ていた。


最後は、どんなパフォーマンスをしてくれるのか?


そんな表情が読み取れる。


〈向坂さん、ここまでお疲れさまでした〉

〈い…いえ〉


司会者がわたしにマイクを向ける。


〈今から、最終審査の内容が発表されますが、最後の審査を評価するのは、審査員とここにいる観客の皆様です!〉

〈…そうなんですか?〉