友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

どうりで、一次審査では見かけた覚えがないと思ったら――。

この二次審査の特別審査員だったんだ。



そして、最後の1人も登場して、二次審査の結果が発表された。


1位通過は、由奈だった。


わたしはというと、観客の反応からすると望みはなかったのだけれど、ジョン先生の評価もあってか、なんと2位で通過することができたのだ。


そして、二次審査も3人が脱落し、わたしと由奈を含む4人で最終審査へと移ったのだった。



「ほんと、運だけはいいんだね」


控え室で、つまらなさそうな表情を浮かべて、わたしを睨みつける由奈。

残った2人の出場者も、由奈と同じような顔をしている。


自己PRとは思えない一次審査と、自分でなんとかアレンジした衣装で挑んだ二次審査は、どちらもたまたま評価されただけだと思われている。