友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

前の出場者までの盛り上がりから一変、わたしのファッションを見て失笑する観客たち。


…でも、この結果はなんとなく想像がついていた。


わたしは、破れた箇所を針と糸を使って補修し、どうにもならない部分は、上から帯を縫い合わせた。


それでようやく、大幅に露出しそうなところは隠し、人前に出られるくらいの衣装にまでは仕上げることができた。


だけど、帯のアレンジは自分でしたものだから、はたしてこれがファッションとして認められるのかは不明だった。


案の定、わけのわからないデザインに、観客たちはクスクスと笑っている始末。


ステージの上にいる以上は、毅然とした態度で振る舞ってはいるけれど、それすらもなんだか惨めに思えてきた。


審査員の人たちも、ポカンとした表情でわたしのことを見ている。