友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

そして、二次審査は着々と進み――。

いよいよ、わたしの出番となった。


〈それでは6番目の出場者、向坂慈美さんの登場です!どうぞ!〉


司会者のアナウンスとともに、アップテンポな音楽が流れ、わたしの目の前のカーテンが取り払われた。


大勢の人がわたしを見ているし、眩しいくらにスポットライトを浴びせられる。

まるでモデルにでもなったかのようで、…正直とっても恥ずかしい。


できることなら、このままステージ裏へ戻りたいくらいだ。


だけど、ステージでの立ち居振る舞いも評価点に入ると耳にしたから、なんとかぎこちない笑顔を作りながらランウェイをした。


――しかし。


「…プッ。なに、あの服…!」

「あれって…デザイン?それとも、アレンジを攻めすぎた感じ?」

「どっちにしても、あれはないわー」