わたしは迷った。
だけど、もし…そんなことをしてしまったら――。
二次審査は合格できたとしても、それは由奈に負けたことになるんじゃ…。
――だから。
「…いらないっ。この衣装で、勝負する」
わたしは、由奈にそう言い切った。
それを聞いて、由奈は一瞬目を丸くした。
「本気で言ってるの?そんな格好で人前に出たら、恥かくだけだからやめたほうがいいと思うけどっ」
「…これでいいの。なんとかしてみせるから」
由奈は呆れたようにため息をつくと、わたしから離れていった。
幸い、わたしがステージに登場する順番は、抽選の結果、7人のうち6番目だった。
だから、それまでにどうにかして仕上げればっ…。
控え室に用意されていた裁縫道具から針と糸を抜き取ると、わたしは作業に取り掛かった。
だけど、もし…そんなことをしてしまったら――。
二次審査は合格できたとしても、それは由奈に負けたことになるんじゃ…。
――だから。
「…いらないっ。この衣装で、勝負する」
わたしは、由奈にそう言い切った。
それを聞いて、由奈は一瞬目を丸くした。
「本気で言ってるの?そんな格好で人前に出たら、恥かくだけだからやめたほうがいいと思うけどっ」
「…これでいいの。なんとかしてみせるから」
由奈は呆れたようにため息をつくと、わたしから離れていった。
幸い、わたしがステージに登場する順番は、抽選の結果、7人のうち6番目だった。
だから、それまでにどうにかして仕上げればっ…。
控え室に用意されていた裁縫道具から針と糸を抜き取ると、わたしは作業に取り掛かった。



