友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

ぱっと目を通してみると、やっぱりどの人も顔の整った人ばかり。

かわいい系やきれい系、セクシー系まで様々だ。


そんな選りすぐりの女の子たちの中に、――わたしの知った顔があった。


「…ねえ、一之瀬くん。あれって…」

「ああ。俺も思った」


まるで、波打つ黒い絹のような、毛先にかけてウェーブのかかった美しい黒髪のロングヘア。

目鼻立ちがくっきりとしていて、貼り出されている写真ですら、まるでファッション雑誌の表紙を見ているかのようだ。


顔写真からでも自信が窺えるその美女とは――。


わたしの親友だった…由奈だった。


ミスコンのエントリーは、この場にいる人しかできない。

つまり、由奈もこの真神高校の文化祭にきているということになる。


真神高校の文化祭は人気だから、他校の由奈がきていたってなにもおかしいことはない。