友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

そして、一之瀬くんはわたしの手を取ると、紫色のアザが残る手首に、そっとキスを落とした。


「もうこんなつらい思いはさせない。だから、安心して俺に守られろ」

「うんっ…」


わたしの返事を聞くと、一之瀬くんは優しくわたしをベッドに押し倒した。


「…昨日の今日だから、本当はこんなことするつもりじゃなかった。でも、向坂のことが愛おしすぎて、歯止めがきかなくなってるっ…」


クールなはずの一之瀬くんの熱い吐息が首元にかかる。


「向坂がいやなら、無理にはしないから。だから、そうなら言ってくれて――」


わたしは一之瀬くんに手を伸ばすと、そのまま顔を引き寄せてキスをした。


「…バカッ、なにしてんだよ!これ以上やったら、マジでっ――」

「…いいよ。一之瀬くんなら」


わたしがそう言うと、一之瀬くんは一瞬キョトンとした表情を見せた。