友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

しかも、一之瀬くんがわたしの頬にキスをしている。


写真の中のわたしも、ものすごく幸せそうな表情をしている。


これは、ただの友達同士という写真なんかじゃない。


わたしたちは、付き合っていた――。

…つまり、恋人同士だったんだ。



撮影された日付を見ると、今年の3月に撮られたものだった。

…わたしが事故にあう数日前のもの。


ということは、わたしが事故にあって、意識不明のまま眠る前まで、わたしと一之瀬くんは…付き合っていた?


一之瀬くんが、わたしの本当の彼氏…?


…じゃあ、わたしが目覚めたときにそばにいた万里くんは、一体――。


「……ッ…!!」


そのとき、激しい頭痛に襲われた。

これまでに、何度か突然やってきたことのある…この頭痛。


もしかしたら、なにか記憶を思い出そうとしているのかもしれないっ…。