友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

「じゃあ、今度こそ帰るから」

「うん。今日は、本当にありがとう」


そうして、ちょうど日が沈む頃、一之瀬くんは帰っていったのだった。



次の日。

一之瀬くんの的確な処置のおかげで、頬の腫れと痛みはほとんど引いていた。


3日ぶりの学校に、わたしは授業についていくのに必死だった。


今日は、一之瀬くんは学校にこなかった。

だから屋上へは行かず、休み時間も教室の中で過ごしていた。


そこで聞こえた…ある会話。


「…うっそ!浮気してるの、バレかけたの!?」

「そうそうっ。いきなり彼氏が『スマホ見せろ』とか言ってきてさ」


彼氏に浮気を疑われた女の子の会話だった。


「それで、…どうしたの?」

「見せたよ。何食わぬ顔でね」

「じゃあ、写真とか見られたんじゃないの〜?」