友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

「だったとしても、一之瀬くんはなにも悪くないよ…!これは、わたしと彼の問題だし…」

「そんなこと言ったって、向坂が傷ついてるの知って、放っておけるかよ!」


一之瀬くんが、わたしのことで怒ってくれている。

わたしには、もうそれだけで十分だよ。


万里くんとの問題は、…わたしの責任。

だから、そこは自分の力で解決したいから。



それから一之瀬くんは、「跡が残ったら大変だ」と言って、腫れに効く薬を買ってきてくれて、処置までしてくれた。


「偉そうなこと言っておきながら、結局…部屋に上がり込んで悪かった」

「…ううん、そんなことない!わたしのほうこそ、時間取らせちゃってごめんね」

「たぶん、これで痛みと腫れは引くだろうから」

「なにからなにまで、ありがとう」


わたしが薬をしまい終えると、一之瀬くんは玄関で靴を履いていた。