友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

由奈はわたしの隣へ、一之瀬くんはわたしと向かい合わせになるようにして座る。


「久しぶりって言っても、そういえば明日から新学期だったよな」

「…そうだね」

「彪雅って、学校とか真面目に行かなさそうに見えるけど〜」

「べつに、勉強は嫌いじゃねぇよ。ただ、行くか行かないかはその日の気分次第」


と言いつつ、ほとんどの授業をサボっていることは知っている。

それに、まるでネコのように気まぐれで、屋上でのひなたぼっこが好きなことも知っている。


「そうなんだ〜。でも、明日から心配だなぁ…」

「なんで、由奈が心配する必要があるんだよ?」

「だって、彪雅って絶対モテるじゃん。あたしは学校が違うから、他の女子が彪雅を狙ってても気づけないし…」

「そんなことねぇよ。モテた試しがないから、いらない心配だな」