友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

「だから、このことは絶対にヒミツね!だって、慈美はあたしの親友でしょ…?」


上目遣いでわたしの様子を窺う由奈が、わたしに詰め寄ってくる。


わたしたちは…親友。

なにがあっても裏切ってはいけない、…絶対のヒミツ。


「う…うんっ。…だれにも話さない」


わたしは、ぎこちなく笑ってみせるしかなかった。



「そうだ!このあと、彪雅に会いに行く約束をしてるのっ。慈美もきたら?」

「…えっと。どこに?」

「ONEのアジトだよっ。ONEのみんなも、あたしの親友の慈美なら大歓迎って言ってくれてるんだ♪くるでしょ?」

「あ…、…うん」


わたしは断ることができずに、由奈について行くこととなった。



ONEのアジトは、寂れた繁華街を通り過ぎ、人通りのなくなったシャッター街の中の路地を進んだ先にある。