友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

「実はあたし、彪雅やONEが言う…『ユナ』じゃないの」

「…えっ……」


わたしは、思わず言葉を失った。


…由奈が。

あの『ユナ』じゃない…!?



聞くと、由奈は数年前に、偶然一之瀬くんと知り合った。

そして、初めて会ったときに一目惚れしてしまったんだそう。


「…それじゃあ。由奈がずっと想いを寄せていたけど、わけあって付き合えない人っていうのが――」

「そう。彪雅だったの」


本当に好きな人のことを忘れるために、いろんな人と付き合っていた由奈。

だけど、結局忘れられないくらい由奈が好きな人なんて、どんな人だろうとは思っていたけど――。


それが…、一之瀬くん。



「だから、慈美の学校まで会いに行ったとき、そばに彪雅がいてびっくりしちゃった…!まさか、あんなところで再会するとは思ってなかったからっ」