友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

唯一、転校した真神高校で――『友達』と呼べるような気がした。


だけど、『彼』の体温に触れたとき…。

わたしは意識してしまった。


『友達』には抱いてはいけない、ある感情が芽生えようとしたことに気づいてしまった。


だから、夏休みに入って『彼』とは顔を合わせることがなくなったから、この感情も徐々に薄れていくと思っていたのに――。


わたしたちは、また出会ってしまった。


思いもよらない、このような場で。



だって、…だれがこんな展開を想像しただろうか。


この辺りじゃ有名な、泣く子も黙る暴走族『ONE』の最強総長が――。


わたしの隣の席の、…一之瀬くんだったなんて。



久しぶりに見る一之瀬くんの姿に、反応してはいけないわたしの胸がドクンッと鳴った。


…どうしよう。