私の想い貴方に届け〜勇気をくれたのは貴方でした

「たんま!」

そう言って私の腕をガシッと掴んだ。

「好きな人に想いは伝えられたの?」

先生を私の目を見てそう聞いた。

「いえ・・・・・・それが、その・・・・・・出来ませんでした。でも、もう良いんです。練習相手になって頂いてありがとうございました」

「駄目だよ! 未だ諦めちゃ」

「えっ!?」

「だから、自分の気持ち伝えようよ。未だ間に合うから・・・・・・」