ある日、私はダンスの授業中、
グループで創作ダンスを考えろと
先生から指示され、
同じ班のみんなとダンスの振りを
考えていた。
入場の仕方を決めなきゃいけなくて
時間も限られていた為
みんなテキトーに考え始めていた時、
1人の男がこう言った。
「あっ!入場する時、右手の人差し指を
立てて、〇〇〇〇〇〇ニダって
言いながら出るのはどう?」と
これも、テキトーに考えてるように
思えたけど、意外と面白く思えて
その男の真似をして、私も、
「〇〇〇〇〇〇ニダっ! こう?」
そう聞いてみた。なんだか照れくさくて
笑いながら反応をまってたら、
「そんな感じ」
と、凄く笑いながら反応してくれた。

その時、男の満面な笑みに惚れやすい私の
恋心がザワつき始めたのだ。