遠い星に住む君と

 それから2日程経った。


 木下さんは、予定より早く故郷の星、サンダーソニア星に帰ってしまった。


 僕はそれを知った時、そこまで悲しくはなかった。


 なんでだろう、と、不思議に思うくらいに。