ぬいぐるみを落とした時の反動で穴の中に入り、僕たちは超巨大くまぬいぐるみをゲットすることができた。


「…と、獲れた…!」


「やったぁ!」


 取り出したぬいぐるみの大きさは、150センチをゆうに超えていた。


「うわぁ、大きい!君、ありがとね」


「いいよ。獲れてよかった」


 そして僕と木下さんは、喜びのあまり、ハイタッチをしようとした。


 2人とも同時に右手を上げたその時、