家の中がシン…と静まり返った 本当、ツイてないな…私って 突然の事で、張り詰めていた気が一気に抜けて急にガタガタと震え出す体 今日は一人で居たくない… こんな時に限って美沙希は涼介の家 小さくため息をつき、札束を机の引き出しに入れた後、携帯と財布を持って外に出る スクーターに鍵を差し込んでエンジンをかけて夜の街へと繰り出した