✧*。最愛✧*。



暫くして戻って来た玲央は、ベッドの端に腰を下ろした



玲央の態度に違和感を感じた私は、本を閉じ玲央の顔を覗き込んだ




「玲央?どうしたの?」




そう声を掛けても返事をしない彼は、苛立っているのか握り締めた拳に力が入っていた




「玲央?」



嫌な予感が過(よ)ぎった私は、玲央の腕を掴んだ



我に返ったのか、私を見て肩の力を抜いた




「どうしたの、何かあった?」




「………いや、別に」



何もないと言うけれど、明らかに様子がおかしかった