「ね…玲央。ここって」

   

ネオン管で『Blue』と書かれた看板、どう見ても未成年が来る所じゃない



「バーだけど?」



いや、見れば分かるし



「そうじゃなくて、昼間に開いてる筈ないじゃない」




「あぁ、営業はな。飲みに来た訳じゃねえから。ほら、行くぞ」



そう言って店の裏側へ向かい、何の戸惑いもなく扉を開いた



「ちわー。輝馬(てるま)さん、います?」



「いるよー。あぁ、玲央か」



顔を出したのは40代くらいの男性



仲良さげに話してる所を見ると、知り合いなのは分かるけど どういう関係なのか気になった