『ま、加恋なら出来るさ。頑張れよ!』 「うん…ありがとう」 みんなも分かってると思うけど…あとから言った方が尚ね。 あ、多分これからも2人と一緒に話すことがあると思うけど、言葉遣いがいい方が尚だから、間違えないようにね! ─キーンコーン… チャイムが鳴り、わたしたち4人は席に着いた。 「大学かぁ…」 もう…今みたいに、学校で蓮には会えないんだ…。 そう思うと、寂しくなった。 .