キミを初めて見た時、私はキミから目を離すことができなかった。


 それは入学式のこと。見知らぬクラスメイトの中で、キミは誰よりも輝いて見えたんだ。


 まだ最初で、話したこともなかったけれど。


 キミのことは少しずつ気になり始めていたんだ。