俺だけに見せて


クラスメイト達が

「亮と陽菜、何やってるんだ?」って

絶対変に思っているこの状況なのに

鈍感な姫に
心を奪われている俺。




どれだけ
陽菜に惚れてるんだろうって

自分でもあきれてしまうけど……



やっと一歩を踏み出せたんだ!


このチャンス
逃すわけにはいかない!





恥ずかしそうに
うつむいたままの陽菜の耳に
俺は唇を近づけると

17年分の甘い想いを

熱い吐息とともに吹きかけた。