魔女のリュシカは魔法の鏡を所有している。

帝都ランディーナの石造りの建物に魔女のリュシカが暮らす部屋があった。

「焼肉弁当か」

魔女のリュシカはデパートで焼肉弁当を購入すると、広場に向かう。

公園には木々が植えられていた。

木々には果実がなり収穫祭が開かれていた。

というよりは毎日何らかのイベントが帝都ランディーナでは開かれていた。

リュシカはベンチに座り紙製のパッケージをした、焼肉弁当を広げると割り箸で焼肉をつまむ。焼肉やタレが香ばしい。

「美味。ふんわりと溶ける霜降り肉。
それをスパイスがご飯とともに焼肉をつつむ。

流石は牛だ。

牛肉美味。リュシカこの先牛肉やスパイスしか考えることがなくなりそう」