「そういうところだろうな。類がゆらちゃんのこと気に入ったの」

「え……私、気に入られてるの?いいオモチャだってターゲットにされてるんじゃなくて?」

「あーあ、勘違いされてるやん類。やけん言ったのに」



独り言のように呟く麗くんは、不意に私と目を合わせた。





「類、ゆらちゃんのこと好きらしい」