「え…」
早坂くんが?私を?
早坂くんが、ゆっくりと体を離した。
「だから、今日でゲーム友達も卒業って事で、どう?」
私は言葉が出てこない。
驚きと、緊張と、嬉しさと。感情が入り乱れている。
「つまり…彼女になって下さい」
何も言わない私に痺れを切らしたのか、早坂くんが改めて、ハッキリとそう言った。
早坂くんの顔を見れない私は、下を向いたまま。
「お、お願いします…」
そして私が小さな声でそう言うと、早坂くんの手が私の髪を撫でた。
「顔、上げない?」
「え?」
顔を上げると早坂くんと目が合う。
そしてゆっくりと唇が重なった。
「ふっ。目、開いてるし」
そう言うと、早坂くんはまた私を抱きしめた。



