「はあぁぁ」
合同体育のドッジボール大会は、見事私たちのチームが優勝したらしい。
「あかり、最近そのため息多くない?」
「う…ごめん」
「あの後、早坂くんと何があったのか教えてくれないし」
里奈が私の机にちょこんと顎を乗せた。
何がって、私が勢い余って告白してしまった。
ただそれだけだ。
あれから2週間。
あの時、あんなタイミングで告白するつもりなんて全然無かったのに。
気付いたら口に出してた。
告白した直後に保健室から逃げ出した私は早坂くんに合わせる顔が無いというか、気まずすぎてあれからゲームも一緒にやっていない。
何度か招待が来たけれど、無視し続けている。
「言いたくないなら無理には聞かないけどさ。調理実習室行こ、最後の家庭科の授業だよ」
「そうだ。クレープ」
そうだ、今日は調理実習という名のクレープパーティーだ。



